沖縄の旧盆とは?本土とは少し違った「お盆」の文化と、引越し前に知っておきたい注意点
離島引越し便のアイランデクスです。
移住先として人気の沖縄諸島には、本土とは少し違った「お盆」の文化があります。それが、旧暦の7月13日から15日に行われる「旧盆」です。
沖縄では旧盆がとても大切な行事として根付いており、この期間は家族や親戚が集まって、ご先祖様を迎え、いっしょに過ごし、そしてまた見送ります。
旧盆の時期には、会社や店舗が休業したり、早退・休暇を取ったりするケースも多いです。
沖縄への引越しを予定している方にとっても、ぜひ知っておきたい大切な文化と言えます。今回の記事では沖縄の旧盆文化についてご紹介いたします。

旧盆っていつのこと?
沖縄の旧盆は、毎年、旧暦7月13日から15日の3日間です。
旧暦(江戸時代などに使われていた太陰太陽暦)を基準にするため、現在の暦(こよみ)では毎年日付が変わります。
2026年の旧盆は以下の日程です。
- 8月25日(火)|ウンケー(迎え日)
- 8月26日(水)|ナカヌヒー(中日)
- 8月27日(木)|ウークイ(送り日)
本土では8月13日〜16日前後にお盆を行う地域が多いですが、沖縄では旧暦に合わせた旧盆が現在も広く続いています。
ちなみに沖縄では、旧盆だけでなく、十六日祭や清明祭(シーミー)、ハーリーなど、旧暦に合わせて行われる行事がたくさんあります。
沖縄で暮らし始めると、こうした島ならではの行事に触れる機会もあるはずです。暮らしの予定を立てるときには、普段のカレンダーに加えて旧暦も少し意識しておくと安心です。
沖縄の旧盆は「ご先祖様と過ごす3日間」
旧盆の3日間には、それぞれ名前と役割があります。
1日目「ウンケー(迎え日)」——ご先祖様を迎える日
旧暦7月13日は「ウンケー」。
ご先祖様をお迎えする日です。
仏壇を整え、果物などのお供え物を用意し、夕方には「ウンケージューシー」と呼ばれる炊き込みご飯などを供えて、ご先祖様を迎えます。
沖縄では、単なる「お墓参りの日」というよりも、家にご先祖様を迎えて一緒に過ごすという感覚が強いのが特徴です。
2日目「ナカヌヒー(中日)」——親戚を訪ねる日
2日目は「ナカヌヒー」。親戚の家を訪ね、お中元を持って挨拶をしたり、仏壇に線香をあげたりします。
親族同士の交流が盛んになる日でもあり、沖縄の旧盆は「ご先祖様を供養する行事」であると同時に、「家族や親戚が集まる行事」でもあります。
3日目「ウークイ(送り日)」——ご先祖様を見送る日
最終日は「ウークイ」。ご先祖様をあの世へお送りする日です。
親族が仏壇の前に集まり、お供え物を囲んで過ごしたあと、「ウチカビ」と呼ばれる紙のお金を燃やして、ご先祖様を見送ります。
3日間の中でも特に重要な日とされ、ウークイは夜遅くまで親族が集まっていることもあります。
さまざまな旧盆行事
沖縄本島の旧盆行事・エイサー

沖縄本島の旧盆を語るうえで欠かせないのが「エイサー」です。地域によっては、青年会などが太鼓や歌、踊りとともに地域を練り歩く「道ジュネー」が行われます。
エイサーは、祖先の霊を供養し、送り出すための伝統芸能として発展してきました。現在では沖縄を代表する文化の一つとして知られています。
地域によって行事の内容や規模は異なるため、その地域ならではの行事を調べてみるのもおすすめです。
石垣島の旧盆行事・アンガマ

石垣島では、旧盆の時期に「アンガマ」と呼ばれる独特の行事が行われます。
アンガマでは、ウシュマイ(翁)とンミー(媼)という独特のお面をつけた人々を中心とした、グソー(あの世)からやってきた一行が地域の家々などを訪れ、歌や踊りを披露します。
また、アンガマの楽しみのひとつが、ウシュマイやンミーと参加者との「問答」です。集まった人たちがさまざまな質問を投げかけると、ウシュマイやンミーが独特の言い回しやユーモアを交えながら答えていきます。思わず笑ってしまうようなやり取りもあり、アンガマならではの魅力となっています。
引越しをするなら、沖縄の「旧盆」に少し注意
ここからは、沖縄方面への引越しを考えている方にとって特に重要なポイントです。
沖縄では旧盆が非常に重要な行事として生活に根付いているため、旧盆期間には仕事や営業にも影響が出ることがあります。
沖縄観光情報サイト「おきなわ物語」でも、旧盆の期間には休暇や早退を取る人が多く、会社によってはそれを認めていると紹介されています。
そのため、引越し後の生活に関しても
- 引越し先の不動産会社
- 管理会社
- 電気・ガス・水道などの手続き
- 家具・家電の配送
- リフォーム・修繕業者
- 各種店舗やサービス
などが、通常通り対応できない可能性があります。
また、特に離島の場合は、本土や沖縄本島と比べて業者や店舗の選択肢が限られるため、旧盆による影響が大きくなることも少なくありません。
旧盆の船便スケジュールや対応業者の休業については、お気軽にアイランデクスのスタッフにお尋ねください。
沖縄への引越しは「旧盆」など旧暦の行事も確認しておくとスムーズです
沖縄には、旧盆以外にもシーミー(清明祭)、ハーリーなど旧暦を基準にした行事が数多く残っています。
これは単なる「昔からの風習」というより、現在の沖縄の暮らしにも深く関わっている文化と言えます。
沖縄へのお引越しをされる際には、カレンダー上の日付だけではなく、その地域の暮らしのリズムも知っておくと安心です。
離島への引越しはぜひアイランデクスへ!さまざまなご質問にもご回答いたします
離島引越し便のアイランデクスでは、沖縄本島・宮古島・石垣島・西表島といったさまざまなエリアへの引越しをお手伝いしています。
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