離島引越しでよくあるトラブルと回避策【体験談から学ぶ】
今回の記事では、離島へのお引越しの際に起こったトラブルの事例をご紹介しながら、今後お引越しをされるお客様が同じようなトラブルに見舞われないよう、事前に知っておくべきポイントや備えるべき対策についてお伝えします。
離島ならではの事情を理解し、スムーズなお引越しを実現するために、ぜひ参考にしてみてください。
全国各地から離島へのお引越しなら、アイランデクスへお任せください!

離島へは引越し用のダンボール「島箱」は送ってもらえない??
よくいただくご質問のひとつに、「ダンボールは離島にも送ってもらえますか?」というものがあります。
まず、本州・沖縄本島については問題なくご配送させていただいております。
離島の場合は、弊社の営業所のある離島には配達が可能です。以下が一覧です。
〜宮古島・石垣島・沖永良部島・対馬・壱岐島・福江島(五島列島)・中通島(五島列島)〜
誠に恐れ入りますが、上記以外の離島へのお引越しにつきましては、現在のところダンボール輸送のご対応ができかねます。
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
どうしてもダンボールを送って欲しい、というお客様は一度見積もり担当者へご相談くださいませ。

離島によっては、(追加料金をいただく必要はございますが)ダンボールを発送可能な地域もございます。
毎年起きています!離島への引越し時、荷物内容の伝え忘れによるトラブル
毎年のように発生するトラブルの一つに、「引越し当日、荷物がトラック(コンテナ)に積みきれない」というケースがあります。
原因として多いのは、「見積もり時にお客様によるお荷物の申告漏れがあった」といったものです。
その結果、積みきれなかったお荷物はお客様ご自身で郵送いただくことになったり、急遽追加のコンテナを手配することになったりします。最終的にお見積もりの倍近い費用がかかってしまったケースもございます。
お引越しをスムーズに進めるためにも、見積もり時には実際のお荷物量を正確にご申告ください。後から追加のお荷物が出た場合も、事前にご連絡いただければ柔軟にご対応いたします。
また、コンテナの容量がギリギリの場合も、担当者からお得な輸送方法をご提案させていただきます。

お見積もり時に、お引越しで運ばれるお荷物は漏れがないようにお伝えください
海上輸送は想像以上に過酷?離島引越し時の荷物への負担と注意点
離島への引越しでは海上コンテナを使用するため、下記のような理由から、通常の陸送引越しに比べて様々なトラブルが発生するリスクが高くなっています。
輸送期間が長く荷物に負担がかかる
海上輸送は、陸送に比べてどうしても輸送期間が長くなりがちです。
そのあいだ、荷物は振動や揺れにさらされるため、破損や劣化のリスクが高まります。
さらに、夏場はコンテナ内の温度が50℃を超えることもあり、高温による影響にも注意が必要です。
なお、観葉植物などの生きた植物も輸送は可能ですが…
- 🚫 海上輸送で2週間前後かかる場合
- 🌡️ 高温・湿気・密閉空間という環境
このような状況では、途中で枯れてしまう可能性が高くなります。
- 壊れやすい荷物はしっかり緩衝材で保護
- 植物などデリケートなものは時期・手段を慎重に検討
- 高温に弱い荷物は避ける or 別送を検討
上記のように注意をすることで、ある程度は防ぐことができます。ご不安な場合はお気軽にスタッフにお尋ねくださいませ。
季節や気候によってカビが発生することも
梅雨や夏の時期は特に湿気が多く、布製品などにカビが発生するリスクがあります。
さらに、海上輸送では密閉されたコンテナ内に荷物が保管されるため、湿気がこもりやすく、高温になりやすいという特徴があります。これにより、大切なお荷物に悪影響が及ぶ可能性も。
そこでおすすめなのが、以下のような事前の湿気対策です。
- ✅ 衣類や布団などは「真空収納袋」で密封する
- ✅ ダンボールの中に「防湿剤(乾燥剤)」を入れる
- ✅ カビが心配なものは個別にビニール包装する
ちょっとした工夫で、大きなトラブルを防げます!
特に長距離・長期間の輸送時は、ぜひ湿気対策をお忘れなく。
フォークリフトによる荷物への負荷
港ではフォークリフトでコンテナを移動するためコンテナ内の荷物への負荷もございます。これによって繊細な荷物に衝撃や傷がつくリスクもあります。
弊社では、コンテナを使用した輸送を数多く手がけており、他社と比べてもコンテナへの積み込み技術には自信を持っております。長年の経験と工夫により、できる限り安全にお荷物をお運びできるよう努めております。
しかしながら、海上輸送特有の振動や気候条件、積み替え時の衝撃など、避けきれない外的要因もあり、ごくまれに破損が発生してしまう可能性がございます。
お客様にはご心配をおかけしないよう、梱包方法のご案内や、リスクをできる限り減らすための対策を丁寧にご説明させていただいております。

離島への引越し前に知っておきたい!台風シーズンのトラブルと備え方
コンテナを使用した海上輸送は、天候やフェリーの運航状況に大きく左右されるという特性があります
特に梅雨時期や台風シーズンには、フェリーが欠航・遅延することも多く、予定より1週間以上到着が遅れるケースもあります。
そのため、お引越しの日程はなるべく余裕を持ってご計画いただくことを強くおすすめいたします。
さらに重要な点として、一度コンテナに積み込まれたお荷物は、搬入日当日まで基本的に取り出すことができません。
実際にあったご相談
過去にはこんなご相談をいただいたことも、、、
「子どもの新学期に合わせて引越しをしたのですが、ランドセルや教科書をコンテナに入れてしまい、取り出せずに困っています。何とか対応できませんか?」
しかしこのケースでは、まだコンテナを載せた船が引越し先の島の港に到着しておらず、弊社としても対応ができない状況でした。
このようなトラブルを避けるためにも、
すぐに必要になるもの(衣類、生活用品、書類、学校用品など)や、日程が決まっているイベント・手続きに関わる荷物については、できるだけお客様ご自身で別途お持ちいただくことをお願いしております。

安心して新生活を始めていただくためにも、事前のご準備とご確認をお願いいたします。

離島へのお引越しはアイランデクスへ!
今回は実際に起きている様々なトラブルを元に、離島へのお引越しの際に備えるべき対策についてご紹介いたしました。
離島への引越しは、ぜひ離島引越し便のアイランデクスへ!
お引越し以外にお車の輸送も承っております。
離島へのお引越しをお考えの方は、こちらのお見積りページから、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください!
まずはお見積もりを!