【離島引越し便 お客様インタビュー】離島で暮らすという選択|奄美群島・喜界島へのIターン移住者様の声

離島引越し便のアイランデクスです。記事をご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、アイランデクスをご利用いただき奄美群島の喜界島へと移住されたKさんにインタビューを行いました。
お引越し後の暮らしや、島での新しい日常について、リアルな移住後の声をお届けします。

島への移住を検討されている方や、島での暮らしに興味がある方は、ぜひ参考にされてみてください。

 

「近くにコンビニがある豊かさ」よりも、
「海や森や星が近くにある豊かさ」を選びたい

ー Kさん、本日はインタビューにご協力いただきまして誠にありがとうございます。

【Kさん】こちらこそ、よろしくお願いいたします。

ー さっそく伺いたいのですが、まず、喜界島に移住する前はどこに住んでいましたか?

【Kさん】神奈川県の藤沢市生まれです。それから横浜市で育って、20歳からはサーフィンがしたくて湘南の茅ヶ崎市に住んでいました。

ー なぜ喜界島移住を選んだのですか?

【Kさん】神奈川に住んでいたころ、品川駅の中でケーキ販売をする仕事をしていたんですが、向かいのお弁当屋さんで働いていた女性とひょんなことから付き合うことになり、そのまま結婚をしまして‥‥。その妻の実家が喜界島だったんです。

最初は「喜界島ってどこ?」って感じだったんですが‥‥あるとき妻に、「子供のころはどんなことして過ごしてた?」と何気なく聞いた際、帰ってきた答えが「木登り!」だったんですよ。それがもう、本当に衝撃で(笑)。自分の子ども時代とはまるで違う世界で育ったんだなって。

そこから少しづつ喜界島に惹かれていきました。

ー それからだんだん移住を考えるようになっていったのでしょうか。

【Kさん】そうですね。当時、僕の年齢が40代半ばを迎えたころで、「人生の半分は終わったなあ‥」とうっすら感じていた時期だったんです。お酒もたくさん飲むし、90歳までは生きられないだろうな、という自覚がありました(笑)。また、妻のおなかに子供ができたタイミングでもありました。

残り半分もない人生を、生まれてくる子供や妻とどんな場所で過ごそうかなー‥と考えた時に、「近くにコンビニがある豊かさ」よりも、「海や森や星が近くにある豊かさ」を選びたいなって思って、喜界島への移住を決めました。

ー 素敵ですね!

【Kさん】実際に住んでみて、やっぱり良かったです。

ここ(喜界島)には、裸足で地面を歩ける環境があるんですよね。それって子供にとってはすごくいいなと思っています。地球と直接つながっている感覚が味わえるというか。

東京のような大都会では、とても裸足で地面を歩くのは無理だなと思います。

ー お子様が裸足で歩けるっていいですねぇ‥移住する時は、不安や後悔はなかったんですか?

【Kさん】やっぱり大きな決断なので、不安も大きかったですが‥それ以上に楽しみのほうが大きかったですね。ずっとワクワクしていました。

喜界島に住んでみて、後悔は一切していないですね。

喜界島で、
島酒造りの担い手に!

ー 島ではどんなお仕事をされているのでしょうか?

【Kさん】今は喜界島の朝日酒造で、黒糖焼酎の製造に携わっています。

移住する前は、洋菓子店やアパレルショップで販売の仕事をしていました。でも今は全く違う「ものづくり」の現場で、一からお酒の製造に関われることがとても新鮮で、すごくやりがいを感じています。

黒糖焼酎は奄美群島でしか造れないんです。だからプライドを持って酒造りをしていますね。

朝日酒造では喜界島の土壌で育った黒糖を使って焼酎を仕込んでいるんですが、この黒糖が本当においしくて。香りや味に深みがあって、焼酎にもその個性がしっかりと表れています。

すごく飲みやすくておいしいので、ぜひみなさんにも飲んでほしいです。

集落のみんなが、
子供たちみんなの成長を楽しみにしてくれている

ー 島での生活は実際にどうですか?都会との違いは?

【Kさん】島暮らしは、ひとことでいうと「時間が豊か」ですね。

5時に仕事が終わって、5時10分には子供のお迎えに保育園に行けるんです。子供と遊ぶ時間や犬と遊ぶ時間を毎日たくさん取れています。

商業施設や映画館のような場所はないですが、そのぶん家族と過ごす、家族の表情を見れる時間がずっと増えました。

去年、台風の影響で、住んでいる集落が丸4日間も停電してしまったことがあったんですね。その時、朝日とともに起きて、夕日とともに寝るっていう生活をしてみたんです。そしたらその期間、なんだか心身がすごく充実していて、「豊かさっていうのはこういうことなのかもな‥」というのを実感できましたね。

それから、通販サイトでの買い物が意外と普通に届いてくれるので、生活に支障は全然ないですね(笑)。

ー 丸4日もの停電で、不便さより豊かさを感じられるって素晴らしいですね‥では、島の人々との関係性はどうなのでしょうか?

【Kさん】僕は喜界島の川嶺集落というところに住んでいるんですが、コミュニティの狭さはすごく感じます。もしかしたらそれがデメリットと感じる方もいるかもしれません。

朝、犬の散歩をしてたら集落の方に声をかけられて立ち話が始まったり。隣の家のおじいさん、おばあさんとも普通に仲良しだったりしますね。それから地域の総会だったり、地域行事はしっかり参加しています。

あと、子供のことはみんなすごく可愛がってくれますね!この島の方は、【子供はみんなの宝】として見てくれているんです。集落のみんなが、子供たちみんなの成長を楽しみにしてくれているって感じます。

本当に素敵な集落で、ずっとここで暮らしたいなって思っています。

ー 移住して「よかった!」と感じる瞬間は?

【Kさん】子供や妻との距離感が、より近くなったと感じる時ですね。

それから星を見る時間が増えました。喜界の星は本当にすごいですよ、星が多すぎてオリオン座を探すのが逆に大変なんです(笑)。流れ星もびゅんびゅん見えます。

あと、海をみる時間が増えましたね。スギラビーチからはクジラの親子がはねているのが見えたりします!

喜界島移住のすすめ

ー 喜界島でお気に入りの場所やお店はありますか?

【Kさん】居酒屋だったら「赤ちょうちん」ですね!(Kさんのご紹介で、アイランデクスを利用して山梨から喜界島に店舗引越ししてきたお店)

昭和レトロな内装が青春を思い出させてくれるし、マスターも店員さんも元気いっぱいで、行くだけで笑顔になれます。喜界島に来た方は絶対のぞいてみてください!

あとはスギラビーチが最高です。喜界島のチルスポットと言えばスギラビーチですね。朝からコーヒーを沸かしたり、ぼーっと夕日を見たり‥‥。何もせずに「いるだけ」で幸せを感じられる場所ですね。

ー では、 喜界島に移住したいと考えている人に伝えたいことは?

【Kさん】もし今、「喜界島に移住してみたいけど、迷っている」という方がいたら、ぜひ思い切ってその一歩を踏み出してみてほしいです。
きっと、あなたの人生にとって大きなプラスになる1ページが待っています。

内地だと、人口何千万という中に埋もれてしまって、自分の居場所が見えづらくなることもあると思うんです。

でも、喜界島の人口は約6,300人。つまり、6,300分の1の存在として、ちゃんと島の中に“自分の居場所”や”自分の役割”があるんです。
それが、自分の存在をちゃんと感じられることにつながって、自然と毎日が充実してくるんですよね。

そして何より、心が豊かになる暮らしがここにはあります。
島の空気、島の人、島の時間。どれもやさしくて、ゆったりと心にしみてきます。

もし 今後、喜界島に移住される方がいたら僕にぜひご連絡ください。超綺麗な喜界島の夕日と空を一緒に見ましょう!

ー ありがとうございました!

まとめ

Kさん、このたびは喜界島へのご移住にあたり、離島引越し便のアイランデクスをご利用いただき、また今回のインタビューにも快くご協力いただき、誠にありがとうございました。

実際に移住されたKさんの声から、島での暮らしのリアルな魅力や、移住後の充実した毎日を感じていただけたのではないかと思います。

これから島への移住をお考えの方にとって、今回のインタビューが少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

人生に離島を。

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